会長挨拶
いすみ市商工会は平成の大合併に伴い、平成19年4月に旧夷隅町・旧岬町・旧大原町の3地区の商工会が合併し、地域の商工業者を会員として設立された地域組織であり、会員相互の利益と地域経済の発展を目的とする地域唯一の総合経済団体であります。
商工会の役割には大きく2つの柱があります。
1つ目の柱は「経営改善普及事業」。
平成26年6月20日に小規模企業振興基本法が制定され、国は全国各地で頑張る事業所の皆様に対する支援をより強化することとなりました。商工会では小規模事業者の経営や技術の改善発達のために、事業主の一番身近な存在として経営に寄り添う支援を行っています。支援の内容は、従来からの金融・税務・労務支援にとどまらず販路開拓や事業計画策定支援など、多岐にわたる経営相談に対応しております。
2つ目の柱は「地域振興事業」。
地域唯一の総合経済団体として、また中小企業の支援機関として地域経済活性化を通じた元気な地域づくりと商工業振興のため、市内で開催される各種イベント事業にも尽力しております。
昨今の新型コロナウイルス感染症の影響もあり、めまぐるしく経済情勢が変化しています。商工会は地域の小規模事業者・中小企業者が事業を継続する環境を整えるため支援体制のさらなる効率化を図るとともに、国、県、市の中小企業支援策が末端までいきわたるよう努力していく所存です。また収束された暁には、景気の早期回復に尽力していく所存であります。
幕末の思想家である吉田松陰はこう言葉を残しました。
「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。」
商工会は地域の小規模事業・中小企業者様の“夢”を応援します。
いすみ市商工会 会 長 |